2月20日に和文化シンポジウムが農林水産省講堂で開催されました。主催は農林水産省と和文化・産業連携振興協議会です。東京織物卸商業組合からは奥田理事長にパネリストとしてご登壇いただきました。

和文化・産業連携振興協議会は、い草(熊本県い業生産販売振興協会・畳でおもてなしプロジェクト実行委員会)、茶(日本茶業中央会・東京茶道会)、花き(日本いけばな芸術協会)、蚕糸(大日本蚕糸会)の四業界が初めて横断的に連携し、それぞれと関連の深い和文化団体との連携を深めていく組織を令和元年6月に結成したものです。

各産業の事例発表を聞きましたが、日本人の生活様式と価値観の変化を実感しました。最近は便利で、早くて、安いことを求める文明が重要視されていますが、これからは心を満たす文化の時代に変化してくると思います。便利なだけでなく、人と人とのつながり、一期一会を大切にする考え方を伝えていきたいと思いました。