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桃色、桜色、薔薇色、撫子色、苺色、乙女色、灰桜色、躑躅色。 ふんわり暖かく柔らかく優しい、そんな穏やかな少女の様なイメージのある淡いピンク色。 シャープな強いピンクはモダンで冒険心にあふれた知的な大人の女性のイメージもありますでしょうか? 〈女らしさ〉の代名詞的に使われて来た事もあり着用するには好き嫌いのある方もいらっしゃるかもしれませんが、今回ご覧戴きたいのは一言では言い表せない程…
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いまの感覚で着物をコーディネートする時に、多くの方が重要視するのが〈色〉だと思います。 暖かくなり始めた今月は、春を感じる色〈黄色〉をテーマにコーディネートしてみました。 有彩色の中でも、一番明るい色の 〈黄色〉。 菜の花、金糸雀、梔子、蒲公英、檸檬、刈安、鬱金。 和の色でも、ひときわ美しい文字に心ときめきます。 個人的なイメージでは、ウキウキと楽しく可愛らしくのんびりと長閑。…
いまの感覚で着物をコーディネートする時に、多くの方が重要視するのが〈色〉だと思います。 暖かくなり始めた今月は、春を感じる色〈黄色〉をテーマにコーディネートしてみました。 有彩色の中でも、一番明るい色の〈黄色〉。 菜の花、金糸雀、梔子、蒲公英、檸檬、刈安、鬱金。 和の色でも、ひときわ美しい文字に心ときめきます。 個人的なイメージでは、ウキウキと楽しく可愛らしくのんびりと長閑。幸福…
「着物一枚に、帯三本」という言葉を聞かれた事も多いと思います。 一枚の着物を帯を変えて着こなす、その時に大事なのは〈着物の上品さでは無いか?〉と考えます。 淡いグレーの付下げの紋様は菱松葉。格調高い模様ながら抽象化してあるので、どの様な帯にも合わせやすいと思います。 今回は優しい色味の唐織の帯と合わせましたが、黒の分量の多い帯なら都会時なシャープさを。 先週の様な白と金の優美な模様の帯…
伸びやかに絡まり合い多方向に葉を繁らせる蔓草。 葉やつるが曲線を描く文様は、古代から世界的に見受けられます。実を抱いた葡萄唐草や咲き誇る牡丹をあしらった牡丹唐草など、吉祥文様としてお慶び事にもお使いいただけます。 色も模様も優しい藤色の付け下げに、シャープさを感じる白い帯。 ぼやけがちなコーディネートを、少し濃い色の小物で引き締めました。 濃淡のみで色数をあまり使わないコーディネートは…
こっくりと濃い地の色に施された大胆な辻が花紋様。散漫になりがちな大きな柄を、スッと横に伸びた更紗模様が纏め上げています。今回は古典的な帯をコーディネートしましたが、明るい黄色やハッキリとした緑色など個性的な帯とも相性が良いので合わせ方次第で幾通りもの姿を表してくれる訪問着です。大人の女性にこそふさわしい、そんなモード感のある着こなしをどうぞ。 着物スタイリング/吉澤暁子 着物/古典辻が花 …
清涼な水色に華やかな洋風の葉模様の訪問着は、瑠璃やターコイズなどの新しい色使いでレストランウエディングやガーデンパーティー等の華やかなお席にお薦めです。あわせる帯もすっきりとシャープな印象の佐賀錦の袋帯を。お若い方には薄桃色やアプリコットなどの優しい帯小物を。少し大人の装いには、白やシルバーで纏めたサラリと品の良い装いもお薦めです。 着物スタイリング/吉澤暁子 着物/訪問着 帯/西村織物…
草木染や泥染で下染をした生地に、加賀友禅と同じ技法で手書きの友禅を施す作風の柏田屋。 一葉一葉、丁寧に描き込まれた樹々と流れ落ちる滝。その風景を写した訪問着は雄大ながら、草木染の色の優しさ。水の色を写したような白綾苑大庭の帯は、繊細な柄ながら鮮やかな色使いで若々しい着姿のアクセントに。濃い色の帯小物を使っていただくと、今風の着こなしに。 着物スタイリング/吉澤暁子 着物/訪問着 柏田屋 …
生命力が強く、春になると他の植物に先駆けてぐんぐん枝を伸ばす柳の木。 その力強い様から吉祥紋様として平安の昔から調度品などにも使われてきました。 その活き活きとした伸びやかな枝垂柳の木を繊細な刺繍で表した訪問着に、桝谷高尾の明るく個性的な印象の唐花柄の本袋帯で新年にふさわしい装いといたしました。身に付ける方や寿がれる方の益々の御多幸を祈ったコーディネートです。 着物スタイリング/吉澤暁子…
淡い色合いの霞ぼかしの長襦袢は、上品な可愛らしさ。 飛び柄の…
冬の夜空やオーロラ、流れる雲や風を想像させる様な濃紺の付下げ。 絞りの伝統的な手法を型染めの技法で表した摺り匹田の着物は、可愛くなり過ぎずどの年代にもお使いいただけます。 合わせる袋帯は、鏡紋の(手織り)袋帯。開運や子孫繁栄もあらわす神秘的な鳳凰柄も相まって、格調高さを感じさせます。 着物スタイリング/吉澤暁子 着物/京友禅 帯/織匠神宮寺 帯締め/和小物さくら 三段鎧ぼかし …
格調高い菊菱の文様は、甘くなり過ぎず凛とした印象。また爽やかな水色は、どの年代の方にも使っていただきやすい万能色。文様の上に施した(胡粉の)暈しが、その凛とした雰囲気に優しさを加えております。合わせる帯は、繊細な刺繍をたっぷりと施した袋帯。透け感のある蘇州刺繍や相良縫で立体感を出した、これも年齢を選ばないまたスッキリとした魅力的な帯。 格の高い唐組の帯締めと、着物や帯とリンクした紺色を一筋配色し…
冬に向かうこのシーズンだからこそ、魅力的に見える雪の結晶模様の友禅付け下げ。 着物姿でクリスマスパーティーにお出かけいただく際にも、きっと注目の的間違いなしです。 冬の空を思わせる澄んだアイスブルーと、教会の天井画を思わせるアカンサス文様の袋帯。 どちらも洋風のテイストが感じられるので、普段着物を着慣れない方にも楽しんでもらえるコーディネートになったと思います。 着物スタイリング/吉澤…
赤みのあるベージュの地色に道長取りの金彩加工を施した付け下げは、品の良さと共にほんのりした大人の可愛らしさも感じられます。 能装束から柄を写した金彩引箔の本袋帯と合わせて、関西好みのはんなりしたコーディネートに。 帯締めも定番の白系だとぼやけた印象になりがちなので、ほんの少しキリッと濃い色を効かせて引き締める事で。 上品ながらメリハリがきいた都会的な着こなしになります。 着物スタイリ…
嫁入りや雛道具の一つでもある貝桶文様は、縁起の良い吉祥柄になります。 暈し染の雲取柄がふんわりと優しい付け下げは、控えた色味ながら動きがあり仕立てると品の良い華やかさも感じられます。 能の装束を写した吹き寄せ柄を、シックな色で表現した唐織の袋帯と合わせて格調高く。 帯揚げや帯締めも、唐組や刷毛暈し金彩などの格の高いものを選んで戴くと、慶事はもちろん初釜やお稽古事の新年のご挨拶会などにもふさ…
優しい色目が特徴の吉澤織物の刺繍付け下げと、〝ふくらし〟技法を使ったボリューム感のある個性的な袋帯。 どちらも横段に唐草の柄をリンクさせて、シンプルながら華やかな雰囲気にまとめました。 西陣を未来につなぐ 「織陣‐ORIJIN」 今までのフォーマル(礼装) セミフォーマル(準礼装)だけでなく インフォーマル(略礼装) ときにスマートカジュアル(上質なカジュアル)まで 使うこ…
モダンな印象のある金駒刺繍の付け下げには、正装感を出す立涌と菊花の帯を。 重厚感のある装いの中にも、帯に潜んだ鉄線の花が着る人の可憐さを引き出します。 西陣を未来につなぐ 「織陣‐ORIJIN」 今までのフォーマル(礼装) セミフォーマル(準礼装)だけでなく インフォーマル(略礼装) ときにスマートカジュアル(上質なカジュアル)まで 使うことを提案するブランドです。 …