来月初めに迫った丸上本館の引越しに向けて、社内では連日、さまざまな準備が進んでいます。荷物の整理や移動方法、新しい環境での業務体制など、決めなければならないことは数多くあります。
実際に具体的な動きが始まってみると、細かな決め事が次々と出てきます。また、決まった内容についても、状況に応じて途中で変更が生じることがあります。そのため、社内での情報共有に難しさを感じる場面も増えてきました。
プロジェクトの規模が大きくなればなるほど、全員がすべての情報を同じタイミングで把握し、同じスピードで足並みを揃えることは簡単ではありません。
だからこそ、このようなときには、細かな指示を増やし続けるだけではなく、判断に迷ったときの拠り所となる「原理原則」を共有することが大切なのだと感じています。
そこで今回、丸上本館の引越しを進めるうえでの基本方針を、5つにまとめました。
1.安全を最優先する
何よりも、社員や関係者の安全を第一に考えます。無理をしたり、焦って作業を進めたりせず、一つひとつ安全を確認しながら進めます。荷物や設備よりも、人の安全が最優先です。
2.焦らず、まずは引越しを完了させる
今回の引越しについては、作業時間を十分に確保しています。最初からすべてを完璧に整えようとすると、かえって焦りや混乱につながることがあります。まずは必要な物を安全に移し、新しい環境で業務を始められる状態にすることを優先します。
本館の解体工事が始まるまでには、引越し後も数か月の期間があります。移動してから気付いたことや、使いにくい部分については、引越し後に修正や整理を行うこともできます。
3.必要な経費は適切に使う
安全性や作業効率を高め、社員の負担を減らすために必要な経費は、無理に削らず適切に使います。もちろん、無駄な経費を使う必要はありません。
しかし、費用を抑えることを優先するあまり、作業する人に過度な負担がかかったり、安全性が損なわれたりしては意味がありません。有効な経費は、しっかりと使っていきます。
4.現場の判断と、お互いの信頼を大切にする
細かな判断については、それぞれの状況を最もよく理解している現場の担当者に任せます。すべての判断を上司や責任者に確認していては、作業が進まなくなることもあります。
それぞれが自分の役割を果たし、お互いの判断を尊重しながら進めることが大切です。もちろん、意見が異なることもあると思います。
そのような場合にも、どちらかの意見を否定するのではなく、双方の考えを尊重しながら、より良い解決策を導き出していきます。
5.新しい環境でのスタートを前向きに楽しむ
今回の引越しは、単なる荷物の移動ではありません。丸上が新しい環境で、新たな一歩を踏み出すための大切な機会です。慣れない場所での仕事には、多少の不便や戸惑いもあると思います。しかし、それらを前向きに受け止めながら、これまでよりも快適で、働きやすい環境を、みんなでつくっていきたいと考えています。
安全を第一に、現場を信頼し、必要なところにはきちんと経費を使いながら、一つひとつ着実に進めていきます。そして、新しい環境での仕事を楽しみにしながら、丸上本館の引越しを無事に実行してまいります。

