いよいよ7/1から始まる「本館ありがとうセール」に向けて、社内ではさまざまな準備を進めています。そんな中、ふと古いそろばんを見直す機会がありました。
裏面をじっくりと見てみると、株式会社丸上という社名とともに、結社二十五周年などの文字が彫られています。当時はこうしたそろばんが記念品のような形で贈呈されていたことがわかります。
今の時代、日々の計算はパソコンやスマホで行うのが当たり前になりました。しかし、丸上の本館が経てきた60年という長い歴史の中で、このそろばんが商売の最前線にあります。目の前のお客様と向き合い、お互いに納得のいく値段を決めるための真剣な闘いが、この小さな木枠の上で幾度となく繰り返されてきたのです。
すり減った玉や使い込まれた木の質感を見ていると、先輩方とお客様との間にあった熱気や、ギリギリのやり取りから生まれる信頼関係が伝わってくるように感じました。お客様にとって、そして丸上にとって良い商いを目指すという根本の姿勢は変わりません。
歴史が染み込んだそろばんに触れ、僕たちもその精神をしっかりと引き継いでいかなければと気持ちを新たにしました。日々の積み重ねを大切にしながら、今の時代に合った方法で商いに向き合っていきたいです。
ありがとうセール、皆様のご来場を心よりお待ちしております。引き続きよろしくお願いいたします。
※当販売会は業者向けのものとなりますので、一般の方のご入場はお断りしております。

