5月の浅草呉選会が終わり、ようやく一息つけるかと思いましたが、カレンダーを見れば6月はすぐそこです。月初には、京都パルスプラザでの「水無月合同祭」が控えています。今年で5回目を迎える大きな催事です。さらに8月には、本社の移転という一大プロジェクトも待っています。例年以上に、社内は慌ただしい空気に包まれています。

それに加えて、今年は「人」への投資もかなり厚くしています。外部の幹部アカデミーには計5名の社員を派遣し、全社的なアサーション研修やAI活用研修もスタートしました。

日常業務だけでも決して余裕があるわけではありません。そのなかで、催事や移転準備、さらに学びの機会が重なることは、社員にとって相当な負担になっているはずです。

丸上では残業を原則として行いません。限られた時間のなかで、これだけの物事を動かしていくには、高い処理能力はもちろん、何が今一番重要かを見極める「優先順位づけ」の力が不可欠です。

現場で奮闘するみんなの姿を見ていると、僕自身、少し詰め込みすぎだろうかと自問自答することもあります。

ただ、一つ確信していることがあります。

それは、人はある程度の意図的な負荷がないと成長できないということです。

企業というものは、社員一人ひとりが成長し、その成長によって生み出された価値をお客様へ提供することで成り立っています。昨日までできなかったことができるようになる。その積み重ねが、結果としてお客様のお役に立つことにつながります。

僕が常に意識しているのは、自分を含めた全員が「ストレッチゾーン」にいるかどうかです。

現状維持で居心地が良いだけの「コンフォートゾーン」では成長は止まってしまいます。一方で、過度な負荷によって思考が止まってしまう「パニックゾーン」に入ってしまってもいけません。

その絶妙な境界線を見極めることが、経営者としての僕の大切な役割だと思っています。

すべては、お客様により良い商品とサービスを届けるためです。

社員への配慮を忘れず、バランスを保ちながら、僕自身も一緒にこの変化の時期を乗り越え、成長していきたいと考えています。