茶道をはじめて、もうすぐ2年が経ちます。お点前はなかなか思い通りにはいきませんが、三歩進んで二歩下がるようなペースで、自分なりに日々のお稽古に向き合っています。いつかお茶会などにお声がけいただいた際に、きちんと参加できるように準備をしておきたいと考え、この度、三つ紋の色無地を染めてみました。

最初は、お召の着物に一つ紋の縫い紋を入れることも考えましたが、今回は格をもう一つ上げて、幅広いお茶の席で使える三つ紋を選びました。生地は、長浜の名門、河藤さんの重めの羽二重です。

先日、その生地がとても上品な銀鼠に染め上がってきました。ひと口に灰色と言っても、日本には細やかな色の違いを表す美しい名前が数多くあり、古くから受け継がれてきた感性の豊かさに改めて惹かれます。

上品な銀鼠色の色無地が仕立て上がるのが、今からとても楽しみです。