昨日、東京織物卸商業組合の賀詞交換会が開催されました。多くの方々とお会いすることができました。中でも、長年お世話になっている先輩と久しぶりにお会いできまして、年始にこうした場が設けられるのは、業界にとっても大変意義深いことだと思いました。

2025年がスタートし、ふと考えると、コロナ禍が始まってからもう5年が経過しているのだと改めて感じました。2020年当時は想像もできなかったような異常な状況が続き、業界全体でも先の見えない不安が漂っていました。それが今では、こうして業界の皆さんが一堂に会し、和やかな雰囲気の中で新年を祝えることに、平和の尊さや日常のありがたみをひしひしと感じます。

着物業界は、日本の伝統文化と深く結びついており、こうした交流が持つ重要性は計り知れません。伝統を守りつつ、新しい挑戦を続けていくためにも、こうした人とのつながりは欠かせないものです。

年始のスタートを切ったばかりではありますが、1日1日を大切に、業界の皆様と共に良い1年を作り上げていければと考えております。今年もどうぞよろしくお願いいたします。