五ッ玉そろばん(上2個下5個)は中国で生まれ、室町時代末期に日本へ伝来しました。
江戸時代には商業の発達と共に普及しましたが、明治以降に「上1個下5個」へ、さらに昭和13年には小学校教育の標準化で「上1個下4個」へと変化し、現在主流の形になりました。
丸上に残る「五ッ玉そろばん」
丸上には、約30丁の五ッ玉そろばんがあります。
このそろばんは、裏が完全に板で閉じられています。これは、商いの最中、値段交渉する際などに裏から計算過程が見えないようになっていて商いの駆け引きには必要でした。
私とそろばん
私は小学校の時にそろばん塾に通っていましたが、基本を習った程度でした。しかし、丸上に入社後、先輩方がかっこよくそろばんをはじいている姿を見て、改めて学びました。
便利な時代だからこそ残したい、そろばんの楽しさ
現在は電卓やスマホなど便利なものがあり、時代の変化とともにそろばんの出番は少なくなっています。しかし、丸上ではいつでもそろばんで商売ができるように、売場に用意してあります。
やはり、そろばんを使っての商売は楽しいものです。昔の良いところはこれからも残し、パチパチとそろばんをはじいて商いを続けていきます。

