今月も丸上通信の3月号が完成しました。今号は丸上通信を開始してから初めてコロナウイルスという有事の中での発行となりました。お客様にはこれから配布いたしますが、今号はタイムリーな内容ですのでブログでも内容に触れさせていただきます。

抜粋するとまずは僕が見えている業界の状況が書いてあります。

「今回のコロナウイルス関連で東京の問屋から見えている状況(3/13現在)は、組合などを含め着物関連パーティーや店外の大型催事は中止や延期になっているものが多いです。また、今年25回目を迎える予定だった隅田川きもの園遊会の中止が決まり、全日本きもの振興会や東京の組合会議も中止となり書面形式になりました。また、お客様で大変なのは大学などの卒業式中止に伴うレンタル袴のキャンセル対応です。一方で各店舗で開催される催事やイベントは、感染予防をしたうえで実施されるお店が多く、若干の来客減はあるものの、それなりに健闘されている話を聞いております。」

そして一番伝えたいのはこの部分です。

「もちろん僕は専門家ではないので、新型コロナウイルスに対してどのような対処がベストかはわかりません。ただひとつ言えることは、僕たち商売人はこんな時こそ“笑顔”で前を向いて経済を回すことが役割だと考えます。政府の要請で不要不急のことは控えるムードですが、今回改めて感じたのは、ライブやプロスポーツ、テーマパークや文化イベントを含め現代の日本人にとって不要不急のもので心を満たすことがとても有意義であること。そしてその気持ちが経済を回して、豊かな生活につながっているということです。

とはいえ、もちろん無茶して活動すればいいわけではありません。正確な情報を得たうえで、節度を持って正しくウイルスを恐れてこの困難を超えていきます。」

私見ですが、日本国内の感染はコントロールされつつあるように感じます。適切な予防をしたうえで経済を回すこと、そして今しかできないことをしていきたいと思います。