先日丹後の白生地屋さんや市役所の方と、東京織物卸組合でお話する機会をいただきました。

丹後市の方はもう10年以上に渡り和装の振興に尽力されておりまして、これまでの活動や考え方を学ぶことができてとても勉強になりました。また、丹後の機屋さんの状況は後継者不足や需要が活発でないなど、継続していくことが大変だと聞きました。会議の後は懇親会も開催できまして、とても有意義な時間を過ごせました。

今、業界としては様々な部分改善を進めており、このような事もとても大切だと思います。ただ、市場規模を拡大させない限り、全体が良い方向に進むことは難しいのではないかと感じました。

そのためにも昔から言われていますが、産地、流通、小売が一体となり着物を想起してもらう活動を進めていくことが急務だと改めて感じました。また、今こそそのようなことができやすい環境ではないかと思います。