おはようございます。今日はお客様からいただいた本を紹介します。河田剛さんが書かれた「不合理だらけの日本スポーツ界」です。

河田さんは大学時代にアメリカンフットボールを始め、その後リクルートシーガルズ(現オービックシーガルズ)で活動し、現在はスタンフォード大学のアメリカンフットボール部のオフェンシブアシスタントをされています。(直接面識はありませんが、年齢的にきっとどこかですれ違ってはいますね。)

丸上のお客様が河田さんと知り合いだったので、スタンフォードに行った経緯なども聞きましたが、なんのコネもない中、単身渡米し現在の地位を築かれたそうです。すごい行動力です!

内容は日米のスポーツ界の比較について書かれていますが、読むとアメリカの方が長期的視点を持って合理的に運営されていることがよくわかります。また、アメリカの方がスポーツにお金が集まる仕組みができているからこそそのような制度設計がされています。

日本人だとどうしても精神が先かお金が先かという話になってしましますが、どちらも大切で、結果としてみんなが集まる仕組みを構築することが大切だと感じました。これって着物業界でも同じ事が言えると思います。やっぱりちゃんとお金が回って、優秀な人材や素晴らしいお客様が集まる業界にしていきたいですね。

とても参考になる一冊でした。