今日のブログは先日の新入社員研修について書きたいと思います。

まず最初に行ったのは、「織物参考館・紫(ゆかり)」です。ここでは織物、特に織機の歴史が見られます。現在も結城などで使われている地機から、大島紬などで使われている高機、西陣などで使われているジャカードなどが歴史の流れを学びながら見学できます。

八丁撚糸機です。

歴史の古い地機(じばた)です。現在でも結城や越後で使用されています。

高機(たかはた)です。地機と比較して早く平織りができます。

それと天然の藍染体験もできます。

新人二人にはハンカチを染めてもらいました。

その後、桐生で商品を製作されている泉織物様に訪問しました。

先染の糸を染めている現場です。とても蒸し暑いです。

泉社長から直々に糸についての説明を受けています。

ゆかりでもあった八丁撚糸機です。稼働する回数は少ないですが、現役の機械です。

実際の織工場です。ガシャガシャと騒音があります。

そして実際に出来上がった商品を勉強させてもらいました。新人も熱心に質問をしていました。

この後に写真はございませんが、群馬県の某大型専門店様を訪問させていただき経営方針や実際に小売店様が行なっている仕事について勉強させていただきました。

朝からメーカー様と小売店様を訪問でき、流通の立場として非常に濃密な一日を過ごせました。夜は焼肉をガッツリ食べ交流をしました。今後の新人の成長に期待したいと思います。