先週まで外催事を含め忙しく、報告が遅れましたが5月2日(水)にテレビ東京のワールドビジネスサテライトに取材いただき、その日のうちに放送されました。

今日のブログはその裏話を書きます。なんで、テレビ局がわざわざ丸上を取り上げてくれたのでしょうか?

その答えは地道なプレスリリース活動です。A4用紙1枚のプレスリリースを作成し、報道各社に手当たりしだい郵送、FAX、メールをしました。だめもとでも行動できるか、できないかは大きな違いです。

今回のプレスリリースは、東京キモノショーで着物のバーチャルフィッティングの機械を導入し発表することをメインで作成しました。メディアは東京オリンピックに向けて和文化にとても興味を持っています。それに加えて、その伝統に相反する新しい技術を組み合わせる事で斬新さが生まれます。

また、6年前に社長就任した時にもテレビで取材されましたが、なぜ丸上に取材に来てくれたのかを質問したら、「着物の仕事は視覚的にわかりやすいから。」と答えていただきました。バーチャルフィッテングはその意味でも最高だと思いました。

今回は1回目でたまたま取材してもらい、とてもラッキーでした。

ただ、先月から各地に訪問させていただくと、呉服店の廃業のニュースを多く聞きました。そして、これからは呉服店同士の戦いよりも、実は異業種との戦いに挑まなければいけない時期に入ったのだと感じました。

現在は、世の中に心を満たすための様々なメニューが溢れています。その中で着物を楽しんだ方が、一番心の豊かさに結びつくということを提案し続けることが大事だと思います。