おはようございます。早い物で6月も後半戦です。頑張って行きましょう!

さて、先週開催した京都研修の二日目の様子を報告します。二日目は丸一日”染め”の勉強をしました。

友禅は一般的に、”手描友禅”、”型友禅”、”スクリーン捺染”、”機械ローラー捺染”、”インクジェット染色”の5種類に分類できます。今回は手糸目を置いているところは見られませんでしたが、その他は勉強することができました。

でも、実際はそれ以上に染料の特徴や、後加工などを含め、本当に奥深い事がわかりました。

改めて感じた事は、全ての技法にはそれぞれの特徴があって、その特徴を知ったうえで、作りたい商品を効率的に製作するためには、それらをどのように組合せるかを熟知した人間が必要ということです。

それと、どうしてもメーカー様→問屋→小売店様までの間は、経済合理性を優先して技法を選びますが、小売店様→エンドユーザー様では感性が大切になりますので、その辺の経験と考え方が難しいですね。

僕らは東京の問屋なので、本当に細かい事までは手を回す事はできないですし、それよりも小売店様と向き合う時間を取るべきだと思います。ですので、そのようなパートナーとなってくださる産地の方とのパイプを強めていきたいと思いました。

今回の研修にご協力いただきましたメーカーの皆様、お忙しいところありがとうございました。いろいろ予想外の事も起こりましたが、どうにか無事に帰ってくる事ができました。

それと、荒川さん、井筒さん、田辺さんと関わりのあるお客様方は、是非今回の研修の事を聞いてみてください。そこで、彼らがお話させていただくことが、知識の定着につながり成長に繋がります。是非よろしくお願いいたします!

IMG_20160617_144919IMG_20160617_095800IMG_20160617_094233