2016年06月 記事一覧

ゼロベースで考える

今日で6月も最終日。早い物で今年も半分終わりですね。

いよいよ明日から丸上名物の半期決算市です!準備完了しました。丸上のハンパ品からB反、サンプル品や訳あり商品が別館の4階に所狭しと並んでいます。是非ご来場ください。

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さて、半期終わって思った事は、どうしても人間は今の状況がベストだと考えがちだということです。

例えば、この丸上の別館の使い方もこういうものだと、何の疑問も持っていませんでした。でも、外部の人から見てもらうと東京の日本橋という場所なのにかなり無駄に使っているように見えるようです。

そのようなご意見をいただき、素直に認めて本館を含め、もう一度建物の使い方を考えてみようと思いました。

でも、これは建物だけではなく、今何気なく行っている仕事も「本当にこれがベストのやり方か?」「本当にこの仕事がお客様に役立っているのか?」と時々ゼロベースに戻って考えることをしていこうと思いました。

トヨタ自動車のカイゼンも、常に今のやり方が正しいかを問い続ける作業のようです。そして、それを継続させるとすぐに効果は出なくても、3年後、5年後には大きな差が生まれると思います。

刺激を受ける

昨日は異業種の経営者の方と、軽く飲みながら経営談義をする会に初めて参加してきました。テーマは「新規顧客開拓」です。

出席されていた方は、運送業、食品商社、建設業、税理士、防犯、貿易など本当に多岐にわたり、各業界の特長やBtoB、BtoCなどの形態により様々な取組みをしていることを勉強できました。

共通して言えることは、「売り込み」の時代ではなく、お客様が買いたくなる仕組みをどう作るかということだったように思います。

それと、インターネット、雑誌、新聞広告、ポスティング、FAXなどメディアをどのように組合せて活用するかがポイントのようです。そして特に伸びている会社は必ずインターネットの効果的な活用をしています。

インターネットの世界は日進月歩ですが、もう一度最新のWebマーケティングについて自分で勉強したいと思いました。

このような刺激をいただけたことに感謝します。

ちびファイ2 ac

おはようございます。さて、今日のブログは出張便利グッズの”ちびファイ2 ac”です。

最近は出張先のホテルに無料の無線LANがだいぶ整備されてきましたが、電波が弱かったり、設置されていると思ったけど、有線のLANポートしかないということがありませんか?

この器具があれば、簡単にホテルの部屋に無線LAN環境が作れるのと、非常に電波が強く受信できるので安定した通信環境で仕事ができます。それと、デバイスに事前にパスワードを記憶させておけるので、つなぐだけですぐに使えます。電源はスマホの充電機も使えるし、小さくて軽いのでとても便利なグッズです。僕はパソコンがmac book airなので、有線LANポートがないので必須です。

個人的には、この器具を接続する作業がスパイ映画の1シーンみたいで好きです。バカですみません。。

https://www.planex.co.jp/products/mzk-ue450ac/

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【社員紹介14】吉野剛史さん

今日の社員紹介は、丸上のハイパーバトルサイボーグこと、吉野さんです。担当はかなり広範囲に渡っていますが、今年は特に新規営業に力を入れています。

学生時代の陸上で鍛えた体力があるため、新潟担当時代は朝の4時に出張出発を始めました。新規で関西に出張する時も、深夜バスによる移動をする時があるそうですが、体力的には全く問題ありません。

定期的なランニングトレーニングを欠かさず、今もさらに体力をつけています。お酒はあまり飲みませんが、食事はいくらでも食べられ、十日町で一緒に死ぬほどへぎそばを食べた事が懐かしいです。。

体力だけでなく、商品知識も丸上ではトップクラスの実力者です。昨年まで帯の仕入も経験していますので、西陣はもちろん、振袖から紬までオールランドプレイヤーで、今年は親松さんの振袖フォローもやってくれています。

また、メンタルタフネスも強く、物怖じせずに新規に飛び込み、お客様と人間関係を作る事が出来ます。

先日、新規お得意先で某有名呉服業界プロデューサーの方とお会いし、商売したそうですが、彼の事を絶賛してくれました。このような第三者の評価を聞くと、僕としてもとても嬉しいです。

新規担当でお客様を訪問させていただくこともあると思いますが、まずは話だけでも聞いていただければと思います。

丸上の商品力を活かすには、人間による提案力が絶対に必要です。まだまだ未熟な社員も多いですが、情報やノウハウの共有を行い、さらに能力をあげていきたいと思います。

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呉服業界の2020年問題

いよいよリオオリンピック開幕まで間近となりました。そんな中、このところ産地や小売店様を回っていて、少し違和感を感じていたのですが、自分の中でその違和感の答えを見つけてしまいました。今日はちょっと恐い事も書きますがご容赦ください。

個人的にそれを「呉服業界の2020年問題」と名付けました。

2020年にどんなことが起こるでしょうか?

【景気】

日本全体としては、オリンピック景気があるので、そこそこ悪くないかもしれませんが、統計的にオリンピック景気がピークを迎えるのはオリンピック開催の半年前までです。そして2019年10月に消費税が引き上げられれば、物販の景気は厳しくなることが予想されます。

【メーカー】

現在の丹後の職人さんの平均年齢が70歳を超えているそうで、ちょうど2020年頃に、全ての産地の職人の大量同時引退が見込まれ、商品の生産量が激減します。特に売れ筋の新鮮商品が減る事と多少のコスト増が見込まれます。

【問屋】

問屋はこれまで続けて働いてもらっていた現在60代の営業マンの完全引退が見込まれます。それにより販売額が低下し、在庫商品の陳腐化が顕在化してきます。

【小売】

”所有価値”を大切にするエンドユーザー様が一気に減少します。

これらが2020年前後に間違いなく同時に起こります。そして、業界として今のままの延長線上には答えがない事を痛感しました。ここまでは暗い話ばかり書きましたが、実は明るい面もあります。

【和文化への興味の向上】

オリンピック開催に伴い、日本人が再度和文化、民族衣装としての着物の価値を再認識する。

【新しい着物消費者の急増】

着物をファッションとして楽しむユーザーは増えています。また、そのような方が外国人を”おもてなし”することにより着物を着てみたい人が増えます。

つまり、暗い話題は業界がこれまで先送りしてきた問題が同時に顕在化するということ。明るい話題は、着物を着たい消費者が増えるということ。変化の時代ですね。

考え方によっては、ものすごいチャンスの4年間です。

矛盾の中で、この4年間どのような行動を起こすかがポイントです。業界や会社というのは急旋回はできません。ですので、船のように、ゆっくりですが確実に舵を切らなければいけないことをはっきりと認識しました。

日本橋丸上としては下記を行うことにより、2020年に向けてしっかりと準備をしていきます。残された時間はそう多くないです。

①人材の採用と育成
②商品開発と企業ブランドの創造(新しいエンドユーザーへの取組)
③営業の最適化(人が活きる仕組み作り)
④事務作業の効率化
⑤所有資産の見直しと有効活用

 

暗く考える必要はありません。未来を見て前向きにチャレンジしていきます。ただ、業界内での協力や連携が必要ですので、多くの方にご指導いただきたいと思います。よろしくお願いいたします!

ステータスマーケティングにインタビュー記事が掲載されました

おはようございます。着物の業界誌のステータス・マーケティングの7月号に僕のインタビュー記事が掲載されました。こういったインタビューは初めてのことだったのですが、僕の好き勝手に話したことを上手くまとめてくれました。さすがプロですね!

先週も京都に行きましたが、メーカー規模の縮小が進んでいると思います。だからこそいい商品をワンストップでご覧いただける、「本物の呉服問屋」が必要だと信じています。

それと、きものと宝飾社様もブログで毎日発信しているところに興味を持ってくれました。コツコツ続けて良かったと思います。

丸上の受付に置いてありますので、興味のある方は是非ご覧ください。

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【社員紹介13】荒川将也さん

昨日小売店様と話していたら、やっぱり社員紹介を行うと丸上の雰囲気が伝わりやすいというお話をいただきましたので、早速今日は久々に社員紹介をしてみたいと思います。

今日は、あの荒川将也さんです。

先週の事件当日のブログのアクセス数は驚異的で、一気に業界の有名人になりました(http://marujo.jp/president/?p=1752)。今は都内を担当させていただいていて、細谷さん、和地さんといった都内担当の後輩の面倒も見てもらっています。熱心なので遅い時間まで都内のお客様を訪問させていただくこともあるかと思います。

京都研修の後の週末も、後輩が担当しているお客様の展示会に訪問するくらい、後輩思いの面もあります。ただ、お客様からはあのブログについて色々聞かれたたそうですが。。

今年が最後の20代の彼ですが、丸上のヤングチームを引っ張ってもらいたいものです。その為にも目覚まし時計の二重化、三重化を実行させます。

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ヘビが出ました

先日のことですが、自宅から外出したら体長1メートルをゆうに超えるアオダイショウと思われるヘビがでました。けっこう激しく動いていて、壁をのぼって隣の家の庭に入って行きました。かなりのスピードです。

僕は目黒区の下目黒というところに住んでいますが、これまでかなりの回数ヘビを見ています。目黒区のいきものマップでもヘビ類の記録の多い町の最初は下目黒です。

http://www.city.meguro.tokyo.jp/kurashi/shizen/ikimono/zukan/map.html

ヘビに出会うといいことがあると言いますので、ラッキーでした。ちなみに先日はとなりの家にタヌキがでたそうです。まだまだ自然がいっぱいです。

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京都研修二日目

おはようございます。早い物で6月も後半戦です。頑張って行きましょう!

さて、先週開催した京都研修の二日目の様子を報告します。二日目は丸一日”染め”の勉強をしました。

友禅は一般的に、”手描友禅”、”型友禅”、”スクリーン捺染”、”機械ローラー捺染”、”インクジェット染色”の5種類に分類できます。今回は手糸目を置いているところは見られませんでしたが、その他は勉強することができました。

でも、実際はそれ以上に染料の特徴や、後加工などを含め、本当に奥深い事がわかりました。

改めて感じた事は、全ての技法にはそれぞれの特徴があって、その特徴を知ったうえで、作りたい商品を効率的に製作するためには、それらをどのように組合せるかを熟知した人間が必要ということです。

それと、どうしてもメーカー様→問屋→小売店様までの間は、経済合理性を優先して技法を選びますが、小売店様→エンドユーザー様では感性が大切になりますので、その辺の経験と考え方が難しいですね。

僕らは東京の問屋なので、本当に細かい事までは手を回す事はできないですし、それよりも小売店様と向き合う時間を取るべきだと思います。ですので、そのようなパートナーとなってくださる産地の方とのパイプを強めていきたいと思いました。

今回の研修にご協力いただきましたメーカーの皆様、お忙しいところありがとうございました。いろいろ予想外の事も起こりましたが、どうにか無事に帰ってくる事ができました。

それと、荒川さん、井筒さん、田辺さんと関わりのあるお客様方は、是非今回の研修の事を聞いてみてください。そこで、彼らがお話させていただくことが、知識の定着につながり成長に繋がります。是非よろしくお願いいたします!

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京都研修一日目

おはようございます。今日は京都研修二日目です。昨日は事件発生のおかげでブログのアクセス数が驚異的にあがりました!

初日は西陣を回りました。自分で考えたコースでしたが、かなり内容の濃い一日でした。でも僕の印象では荒川さん、井筒さん、田辺さんがみんな現場の経験を積んで順調に成長しているなと感じることができました。このくらい濃い内容で良かったと思ってます。

一方で心配なのは西陣織の職人の後継者の問題です。京都の生産工程は分業制です。各工程のスペシャリストがいるため効率的に非常に技術の高い仕事ができていました。でも、現在のように生産量が減ってくるとそのメリットがデメリットになります。ひとつの工程の職人が引退して、後継者がいないと作れない商品がどんどん出来てしまいます。実際にそのような商品がたくさん出てきている話を聞きました。

やっぱり、そのようなお話を聞いて、僕らが商品価値や創り手さん思いを、小売店様、エンドユーザーに伝える仕事をしていかないといけないなと改めて思いました。

それと、若手による仕入れもしました。今までと違う感覚のものも入ります。来週あたりから頑張って販売に回ると思いますので、いいものがあったら是非よろしくお願いします。成功も失敗も長期的には必ず成長の種になると信じています。

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