着物 一覧

〈見附の着物〉田村哲彦作 経絽訪問着

今日の丸上の見附の着物は田村哲彦作の訪問着です。

季節先取りということで夏物です。とても涼しげな色合いで、珍しい経絽の生地に染めてあります。

田村哲彦さんは、昭和16年新潟県に生まれ、染色専門学校を卒業後、加賀友禅の修行に入ります。そして昭和49年には、独立して工房を設立されました。

きものの日ブック表紙アプリ

突然ですが、「きものの日ブック表紙アプリ」はご存知ですか?これは京都織物卸商業組合が作成したきものファン向けアプリで、スマホで撮影した写真を皆さんご存知のあの雑誌の表紙風にしてくれるアプリです。

そしてきものの日公式インスタグラム「kimonoday」では、このアプリを利用して取った画像の「表紙画像コンテスト」を定期的に開催しています。是非きものファンの方に知ってもらいたいアプリです。

使ってみると面白いですし、もちろん完全無料です。こういった情報をエンドユーザー様に伝えて、もっと着物を楽しんでもらいたいですね!

iPhone、Androidともに対応しています。詳細はこのリンクをクリックしてみてください。

http://www.fashion-kyoto.or.jp/event/kimonoday_appli.html

東京織物卸商業組合では、このアプリを知ってもらう為の説明用のフライヤーを製作してみました。来月の案内状に同封しようと思いますが、事前に見てみたいお客様は弊社担当までお問い合わせください。

〈見附の着物〉雪輪訪問着

おはようございます。今日のブログは見附の着物です。

京友禅のきれいなクリーム地、雪輪柄のやさしい訪問着です。非常に淡い色目で写真ではうまく表現できていません。是非ご来店頂いて実物をご覧下さいという勧誘はだめですかね?(笑)

【見附の着物】茶屋辻訪問着

今日のブログは、日本橋丸上の見附の着物を紹介したいと思います。

京友禅の茶屋辻訪問着です。この商品は手描きで、ボカシの部分にこだわりがあります。このようなきれいなボカシができる職人さんが減ってきているようです。これからもいい商品を紹介していきたいと思います。

11月15日はきものの日です

おはようございます。今日11月15日は全日本きもの振興会が、七五三の日に家族そろって着物で出かけて欲しいとの願いから制定した「きものの日」です。

僕も自宅から着物を着てきました。

寒くなってきたので、本結城の杢無地に米沢の羽織です。帯は買ったばかりの首里のロートン織です。いかがですか?

東京織物卸商業組合では、11時から堀留にある東織健保会館から日本橋中央通りまで着物で歩くイベントを予定していますので、参加してきます。お時間のある方は是非ご参加ください。

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京都織物卸商業組合製作の話題のアプリを使って、美しいキモノの表紙を作ってみました。

 

(見附の着物)田村哲彦訪問着

おはようございます。今日の丸上の見附には田村哲彦作の琥珀染訪問着を展示しています。

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田村哲彦さんは、昭和16年新潟県に生まれ、染色専門学校を卒業後、加賀友禅の修行に入ります。そして昭和49年には、独立して工房を設立されました。

草木染料を駆使した友禅染めや斬新なデザインで、大変な人気と輝くような受賞歴を持つ実力派の作家です。「哲」という落款が入ります。
自然の恵みそのものである「草木染」の技術と、伝統に培われた「加賀友禅」技法を駆使した「加賀草木友禅」です。

琥珀染は、奥深い色相を求める琥珀色で下染めをし更にその上に重ね染めをする事により絹の上に琥珀の重厚な美しさを表現した作品です。

 

今日の見附③【辻が花訪問着】

おはようございます。今日の丸上見附の着物は十日町根善織物様の辻が花訪問着です。鬼シボの生地にしっかりとした加工が施されています。

いよいよ大躍進展の開催まであとわずか!お客様のご来店をお待ちしております。

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成人年齢の引き下げ

おはようございます。先日もニュースになっていましたが、政府が成人年齢を現行の”20歳”から”18歳”に引き下げるための民法改正案を来年の通常国会に提出する方針を固めたそうです。それに対して法務省は1日、引き下げ実施までの周知期間などについてパブリックコメントの募集を始めました。

http://search.e-gov.go.jp/servlet/Public?CLASSNAME=PCMMSTDETAIL&id=300080150&Mode=0

成人年齢の変更というと、呉服業界としては当然”成人式”がどのようになるのかを考える必要があります。統計的に呉服市場の約2割は成人式や振袖に関連するものです。万一この分野が大きく変化すると業界全体の影響は避けられません。

また、現在の製造環境・仕立環境や着付けを考えると、仮に振袖を扱っていない会社であっても、連鎖的にマイナスの影響がでることは間違いないと思われます。そして何より、成人式で着物を着た”良い思い出”が、若者に日本の呉服のよさをアピールする良い機会となっているのではないでしょうか?

早速、僕も資料を読んでみました。読む人により解釈の違いもあると思いますが、大まかにはこのような内容が記されていました。

①全体の方向性

法制審議会の答申では、「民法が定める成年年齢を18歳に引き下げるのが適当である。」とされていて、国としては成年年齢を18歳にするかしないかではなく、いつから18歳にするかという考えで、処理を進めている。

②目的

日本社会が急速に少子高齢化が進行しているので、若年者に社会・経済において、積極的な役割を果たす事が期待される。成人年齢を引き下げる事は、早くに「大人」として扱い、社会への参加時期を早めることを意味する。

③問題点

現在の引き下げをめぐる問題は、契約年齢を引き下げることによる悪徳商法による消費者トラブルの増加や、自立に困難な若者がより困窮するリスクなど。今回のパブリックコメントでは、飲酒や喫煙、ギャンブルに対しては対象外。成人式については、ほとんど触れられていない。

④基準年齢の考え方

添付されている「民法の成年年齢引き下げについての最終報告書」の7ページにこんな記載があります。

民法が成年年齢としている年齢20歳は、民法以外の多数の法令において、各種行為の基準年齢とされていることや、我が国において成人式が20歳に達した年に執り行われているという慣行等に鑑みれば、法律の世界のみならず、一般国民の意識においても、大人と子どもの範囲を画する基準になっているものと思われる。

そうすると、民法の成年年齢を20歳から18歳に引き下げることは、①民法上、契約年齢及び親権の対象となる年齢を18歳に引き下げることを意味すると同時に、②一般国民の意識の上でも、20歳までを子どもとしてきた現在の扱いを変え、18歳をもって「大人」として扱うことを意味する。

➡ この文章を読むと成人式の考え方や開催方法が変わる可能性が高い。

で、全体をまとめると

①おそらく5年後位には成人年齢は18歳になる。(”民法の成年年齢引き下げの施行方法について”という資料に「社会的影響の大きさを踏まえ、改正法の成立後3年程度の周知期間を設ける事を予定」とある。)

②それに伴い成人式もなんらかの変更が起こる可能性が高い。ちなみに今回の資料では、「普通高校における意見交換会について」の中で、

”受験の最中に成人式を行うのは困るなど、多くの高校生が反対であった。”という記述がありました。

③国民の祝日を決めるのは国会ですが、成人式の開催方法を決めるのは各地方自治体の為、統一された考えがないと混乱することが予想される。

という状況です。そして状況を理解したうえで、まずやらなければいけないのは、業界として”成人式をどのようにすべきかという共通の意思を持つ”ことではないでしょうか?そうしないと成人式を開催する自治体ごとに解釈が異なり、結果としてしきたりがバラバラになり、成人式の意味自体が損なわれる可能性が高いです。

そして、業界が「誰かがなんとかしてくれる。」や「なるようになる。」という考え方だと、誰も答えを見つけられずに、最終的に成人式がエンドユーザーの満足いく儀式にならずに衰退していく可能性が高いと思います。

”土用の丑”だったり、”バレンタインデー”といった儀式はそれぞれの業界が仕掛け、エンドユーザーに支持されて定着しました。これまでの”成人式”も同じです。呉服業界としては、この機会に改めて成人式での着物をどのように提案するかを真剣に考える必要があります。

また、繰り返しになりますが、これは業界共通の問題です。楽観視すれば、業界が団結するいいきっかけになるかもしれません。いずれにしても残された時間はあまりないので、”統一された共通の意志”を作れるよう行動していきたいと思います。そして、その意思ができると、その次のアクションプランが見えてくるはずです。

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リグロイン

今日は、小売店の女将さんに教えていただいた、染み抜きの溶剤”リグロイン”を紹介したいと思います。

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リグロインは石油系の溶剤ですが、ベンジンと比較して揮発の速度が遅いので輪染みができにくく、素人が着物のよごれを取るのには適しているそうです。

かなりの都内の薬局をまわりましたが、どこも取扱いがなく結局Amazonで取り寄せました。どこの薬局でも取り寄せてくれるとのことでしたが、東京では一軒も「お取り寄せしましょうか?」と言ってくれなかったです。やっぱり東京は冷たい町なのでしょうか?

男物の場合衿の汚れが気になるので、早速五百機織と夏物の着物を実際に染み抜きをしてみました。

溶剤をかなりたくさん容器にだして、ボトボトになるくらい布巾にしみ込ませて汚れを取るのがコツだそうです。

五百機織りの着物は、かなりの回数着ているので汚れが広がり輪染みになってしまいました。。これは一度丸洗いできれいにしなければならないですね。(ちなみに石油系溶剤でできてしまった輪染みは、丸洗いできれいになるそうです。)

夏物の着物は、あまり着ていないので、簡単に汚れが取れました。

今回わかった事は、こまめに汚れを落とした方が結果としてメンテナンスが楽になるということです。これからも自分の着物を使っていろいろ実験していきたいと思います。

ポスターができました

4月にブログにて紹介しましてご好評いただきました東京織物卸商業組合によるポスターですが、この度新しいものが完成しました。

今回は丹羽阿樹子さんの「奏楽」が選ばれました。必要なお客様は弊社担当にお話しいただければ、お渡しできますので遠慮なくご相談ください。

ポスター絵画【奏楽】について

丹羽阿樹子(にわあきこ・1900〜1988)。愛知県生まれ。僧籍にあった叔父の養女となり、小学校、高等学校と京都に学ぶ。幼少より絵画に興味があり、1919年上村松園に師事。1929年松園の推薦で西山翠嶂の画塾・青甲社に入塾。1930年第11回帝展に《冬暖》で初入選し、以後帝展、新文展へ《奏楽》《精霊の花》など対策を出品するなど活躍したが、病のため1945年創作活動を中断。

1936年制作 京都市美術館蔵

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