おすすめの本 一覧

鬼平犯科帳

僕も40代半ばにして、読書感想文を書くホームワークをいただきました。課題図書は鬼平犯科帳です。読書感想文の宿題なんて高校生の時にあったかないかです。

また、どちらかというと僕は理屈っぽい本が好きで、時代小説はあまり得意ではありません。でも、好機ととらえて時間をかけて読んでみました。

鬼平犯科帳は江戸が舞台ですので、会社のある日本橋、自宅のある下目黒、毎年展示会をする浅草などが出てきて親近感を持てました。また、人にはそれぞれの生い立ちがあり、考えがあり、その結果の行動があるということを感じました。

そもそも鬼平犯科帳が課題図書になっている理由は、人と人との関わりを感じることが重要という考えからだと思います。

「経営は人と人との営み」ですから、人との問題を避けることはできません。

コロナショック・サバイバル

今日のブログは冨山和彦さんが書かれた、「コロナサバイバルショック」を紹介したいと思います。この本は明日発売ですが、Kindleでいち早く入手しGWに読了しました。

内容は新型コロナウイルスによって経済的にどのようなことが想定されるかについて書かれていますが、一番勉強になったのは企業経営には原理原則があることと、今は危機時の経営スタンスを取るべきだということです。

個人的には修羅場の「べからず」集というのがとても参考になりました。人類にはこれまで何度か危機がありましたが、このような時はうまくいったケースよりも失敗したケースをよく学んでおく必要があります。

金田朝政さんを取材いただきました

PR現代様が発行している「花SaKu 5月号」にいつもお世話になっている金田染工場の金田朝政さんを取材いただきました。僕も取材に同行しましたが、金田さんの人柄がよくわかる記事になってます。

花SaKuはきものを中心とした和の月刊誌で、活用されている小売店様も多い雑誌です。丸上にもストックがありますので、ご覧になりたいお客様は弊社担当までご連絡ください。

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2025年、人は「買い物」をしなくなる

”2025年、人は「買い物」をしなくなる”という本を読みました。要約すると、デジタル化が進むと、もはや消費者にとって買い物は「面倒くさいもの」という扱いになっていて、必要なはずだったプロセスを次々に省略している時代になっている。

その中でリーディングカンパニーの取り組みや、AIやSNSを活用した事例などが紹介されています。そして、技術進歩の課程で新たに見直されることは多く、その最たるものは「人とのつながり」だそうです。

着物業界としては時代の変化をつかみ、購入体験をいかに楽しいものにしていくかを考えなければいけません。やっぱり人間力とアイデア、行動力が大切な時代が来そうです。

座右の書『貞観政要』

今日のブログではライフネット生命の創業者である、出口治明さんの書かれた、座右の書『貞観政要』を紹介したいと思います。

”貞観政要”は唐の第2代皇帝の太宗・理世民の言行録です。太宗は長い中国史上最高の名君と謳われていて、ここから学ぶことは現代ビジネスでも大変有益なことです。

本書の中で組織のマネジメントで5つのヒントが提示されています。

①組織はリーダーの器以上のことは何一つできない。

②リーダーは、自分にとって都合の悪いことを言ってくれる部下をそばに置くべきである。

③部下は、茶坊主になってはならない。上司におもねってはならない。

④君は舟なり、人は水なり。水はよく舟を載せ、またよく舟を覆す。

⑤リーダーは常に勉強し続けなければいけない。

②にあるように特に太宗は諫言する部下を積極的にに登用したことが有名です。諫言とは、上司の過失を遠慮なく指摘して忠告することです。リーダーにとって裸の王様にならないよう常に自分を戒めることが大切です。

また、本書では当時の歴史的背景なども記されていて、とっつきにくい中国故事に入りやすくしてくれています。ちなみに太宗にも名を残したいという欲望があったようで、それが結果として名君を生んだようです。

世界一ワクワクするリーダーの教科書

世界一ワクワクするリーダーの教科書という本を読みました。

要約すると現在の学びは「やり方」に焦点が当たっていますが、大切なのは「あり方」ということでした。確かにノウハウばかり学んでも、当事者がワクワクして楽しまなければ、良い成果は得られないです。そんな事例がたくさん出てきて、納得できる本でした。

業界環境は厳しいですが、だからこそリーダーは明るく前向きに楽しんで仕事することが必要です。

衰退産業でも稼げます

今日のブログは藻谷ゆかりさんが書かれた、「衰退産業でも稼げます。」を紹介します。

この本では衰退産業といわれる「商店・旅館・農業・伝統産業」の中でもしっかりと価値を生み出している企業の16の事例を分析しています。そして藻谷さんの研究から日本を再生する3つのキーコンセプト、「ビギナーズ・マインド」、「増価主義」、「地産外招」を導き出しています。

着物関係だと上田紬の小岩井紬工房様が掲載されています。

僕の中では”おわりに”に書かれていたことがすごく納得できました。それは「風の人、土の人」というものです。

「風の人」とは新しい考えを運ぶ人、「土の人」とはその考えを育む人です。「風の人」は「ビギナーズ・マインド」を持っていて、「風」と「土」が交じり合い、時を重ねて独自の風土を育んでいくそうです。

「風は動くもの、土は動かないもの」「風は見えないもの、土は見えるもの」という考えもあります。どちらもなければ伝統産業ではうまくいきませんが、「風」は変化を起こすイノベーションで、「土」は基盤となるファンデーションとも言えます。

この本を読んで、丸上に入社して15年の自分に「ビギナーズ・マインド」が失われつつあることに不安を感じました。これからは僕が「土」になり、若い社員が「風」になる社風にしていく時期です。

目標達成の全技術

今朝のブログは、丸上の顧問弁護士でもある三谷淳さんが書かれた「最高の結果を出す 目標達成の全技術」という本を紹介します。

三谷さんの弁護士事務所は国内でトップクラスの顧問契約数を誇りますが、現在では税理士法人やコンサルティング会社を立ち上げ、次々に目標を達成しています。この本には体系化された目標達成メソッドが書かれていますが、やっぱり教えてもらうなら、いつも成長して実績を残している方の実体験が一番だと思います。

この本を読んで心がけていることは、「自分や会社が常にストレッチゾーンにいるか?」ということです。

コンフォートゾーンというのは安心に感じる行動エリア、快適に感じる行動パターンです。一方ストレッチゾーンというのは、このコンフォートゾーンを一歩出た状態です。さらに外に出るとパニックゾーンに入り人は文字通りパニックに陥るそうで、継続して成長していくには常にストレッチゾーンに身を置く必要があります。

ただ、人間には変化することにより利益が得られる可能性があっても、変化を恐れて行動を起こさない習性があり、これを現状維持バイアスと呼び、新たな目標達成の最大の敵となります。この本には、この現状維持バイアスを理解した上で、どのような考えをすべきかがわかりやすく書いてあります。

また、最後の章では「チームで目標を達成するためのリーダーの心得」も書いてあります。やっぱり一人で達成することには限界があり、より大きなことを実現するためには、多くの人に夢に参加してもらう必要があるので、とても勉強になりました。

オススメの一冊です。

 

2030年アパレルの未来

福田稔さんが書かれました、”2030年 アパレルの未来”という本を読みました。これから10年間でアパレル市場でどんなことが起こるかがよく理解できました。

簡単にいうと、今後のアパレルはAI化が進んでより効率的になること。世界ではテクノロジーを活用したスタートアップ企業が急成長を遂げていること。プロットフォーマーの登場により、才能のあるデザイナーによる新しいブランドが活躍しやすい環境になっていることなどが分ります。そして、逆に中途半端な企業は淘汰されます。

また、ア消費者の価値観が多様化し、世界中のほとんどの国・地域で8つのセグメントに分けられるそうです。これは、僕らの業界でも使えるのではないかと思いました。そのセグメントは以下です。

①「ライフスタイル追求」型②「消費志向」層③「伝統・保守」層④「人間・家族重視」層⑤「社会志向」層⑥「先進・革新志向」層⑦「快楽主義」層⑧「倹約志向」層

ちなみにデフレが続いた日本では「倹約志向」層が世界と比較すると多いそうです。

着物業界を考えた時に、「ライバルをどの業界と見るか?」によってかなり見方は変わってきますが、仮に衣服としてアパレルをライバルとする場合はその業界の大きな流れを知っておくべきだと思います。また、その場合着物専門店としては、”カテゴリーキラー”、”ライフスタイル提案”、”エンターテイナー”とういう「価値軸」を持つことが大切だと感じました。

学研の図鑑 超人

訪問着の商品課の大塚文吾さんから、すごい図鑑を紹介してもらいました。

『学研の図鑑 キン肉マン「超人」』です。

この図鑑はキン肉マン40周年と学研の図鑑の50周年の究極タッグで完成したそうです。本当の図鑑のようにキン肉マンの超人たちが約700体も収録されています。

僕らの世代にはたまらない一冊です。熟読させていただきます。