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No.62 今回のテーマは、普段着のドレスアップ。とは言え、普段着の紬や小紋などをフォーマルとして着るのではなく、今の時代やシュチュエーションに合わせた格上げの方法を考えました。 いわゆる「ちょっとしたお出かけ。」だけを目的としたお買い物をするには勇気がいりますが、引き出しに眠っている丁寧に作られた〈ちょっと良い普段着〉を沢山活躍させていただければ嬉しいです。 黄八丈は若々しく町娘が…
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No.61 今回のテーマは、普段着のドレスアップ。とは言え、普段着の紬や小紋などをフォーマルとして着るのではなく、今の時代やシュチュエーションに合わせた格上げの方法を考えました。 いわゆる「ちょっとしたお出かけ。」だけを目的としたお買い物をするには勇気がいりますが、引き出しに眠っている丁寧に作られた〈ちょっと良い普段着〉を沢山活躍させていただければ嬉しいです。 まるで刺繍の様にも見え…
今回のテーマは、普段着のドレスアップ。とは言え、普段着の紬や小紋などをフォーマルとして着るのではなく、今の時代やシュチュエーションに合わせた格上げの方法を考えました。 いわゆる「ちょっとしたお出かけ。」だけを目的としたお買い物をするには勇気がいりますが、引き出しに眠っている丁寧に作られた〈ちょっと良い普段着〉を沢山活躍させていただければ嬉しいです。 日本三大紬にも数えられる大島紬。十字…
6月のテーマは〈青〉。 そのなかでも海外からジャパンブルーとも呼ばれる藍。 世界最古の染料とも言われて、日本独特の美しさを感じる色でもあります。藍で染めた色も、瓶覗(かめのぞき)、浅葱(あさぎ)、縹(はなだ)、納戸(なんど)、紺(こん)など、染めの回数・濃淡により多くの名前が付けられております。 着物では一年中愛されている藍色ですが、夏の生地に染まるとより一層その清涼感が際立ちます。 …
萌黄、青竹、木賊、鶸、孔雀緑、みる松葉、青白橡、青磁。 緑の色名を見ると、植物や動物や鉱物など緑豊かな自然から来た色が多く、目にも爽やかな気がします。 改めて色の辞典などを調べてみると、よく見る明るい色だけではなく濃く深い落ち着いた緑色などもあり、改めて緑という色の多彩さを感じました。 癒しや落ち着き、安心やバランス、調和や穏やかさなどが感じられる安定したイメージ。 スタイリン…
桃色、桜色、薔薇色、撫子色、苺色、乙女色、灰桜色、躑躅色。 ふんわり暖かく柔らかく優しい、そんな穏やかな少女の様なイメージのある淡いピンク色。 シャープな強いピンクはモダンで冒険心にあふれた知的な大人の女性のイメージもありますでしょうか? 〈女らしさ〉の代名詞的に使われて来た事もあり着用するには好き嫌いのある方もいらっしゃるかもしれませんが、今回ご覧戴きたいのは一言では言い表せない程…
大柄ながら色はシックな紬と、幾何学の名古屋帯。 シンプルなコーディネートの袖口から覗くのは可愛いトランプ柄。 甘くなりがちな長襦袢の柄は、着物や帯と色味を揃える事で大人も楽しめるコーディネートになります。 チラリと覗く長襦袢の楽しみ。是非お試しください。 着物スタイリング/吉澤暁子 着物/桃山つむぎ 帯/織紫苑 四角ならべ 襦袢/はなべに100柄襦袢 トランプ…
今回は、着物ならではの長襦袢のお洒落をご紹介いたします。 初心者の頃は着物や帯など、見える所のお洒落を楽しんでおりましたが、ある時お店で出会ったモダンな柄の長襦袢の反物を仕立ててから長襦袢の楽しみに気が付きました。 少し派手めかな?と選んだ可愛い柄の長襦袢を気後れしなごらも着出すと、周りの方がとても褒めて下さいます。 着物好きの女性は細やかなところまでご覧になっているのだなぁ、と改めて隠れた…
着物ひとつに二つの帯。シンプルだからこそ使いやすい淡い色の縮織の本結城に、個性的な帯を合わせて変化を楽しめるコーディネートに。 貴久樹のバティックには、少し鮮やかな差し色の帯小物を合わせても。織りの名古屋帯には、季節に合わせてこっくりとした深い色合いの小物も素敵です。 着物スタイリング/吉澤暁子 着物/本結城 縮織 奥順 帯(上)/八寸 奥順 本帯袋名古屋 帯(下)/袋帯 …
緑と緑。着物では難易度の高い同色系のコーディネートも、色の濃淡でめりはりを付けると着こなし易くなります。たれ先の格子が大人可愛い小柄の型染め名古屋帯は、気のおけないお友達とのお食事会などで話題に乗せても楽しいですね。 着物スタイリング/吉澤暁子 着物/無地結城紬 帯/岡本隆志 型絵染帯 かざぐるまに桜、モミジ蝶文 帯締め・帯揚げ/山崎…