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No.88 今回のテーマは〈染め名古屋帯〉です。 数年前から生産量もかなり少なくなって来ていると聞いていた染め名古屋帯。 個人的には草花や風景など季節を感じ取れるものも多く、個人的にはとても好きなアイテムです。 今回ご紹介するのは、少し個性的な〈染め帯〉達。 是非、季節の移り変わりをお楽しみください。 撚糸を使いサラリとした着心地が気持ち良い明石縮(あかしちぢみ)の着尺は、カラフル…
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No.87 今回のテーマは〈染め名古屋帯〉です。 数年前から生産量もかなり少なくなって来ていると聞いていた染め名古屋帯。 個人的には草花や風景など季節を感じ取れるものも多く、個人的にはとても好きなアイテムです。 今回ご紹介するのは、少し個性的な〈染め帯〉達。 是非、季節の移り変わりをお楽しみください。 さらりと肌触りの良い夏大島紬に、華やかに牡丹の花を染め上げた紅型の九寸名古屋帯。…
No.86 今回のテーマは〈染め名古屋帯〉です。 数年前から生産量もかなり少なくなって来ていると聞いていた染め名古屋帯。 個人的には草花や風景など季節を感じ取れるものも多く、個人的にはとても好きなアイテムです。 今回ご紹介するのは、少し個性的な〈染め帯〉達。 是非、季節の移り変わりをお楽しみください。 晩春に咲き誇る藤の花を、たおやかに描いた絽名古屋帯。 それに合わせたのは東郷織…
No.84 今回のテーマは〈染め名古屋帯〉です。 数年前から生産量もかなり少なくなって来ていると聞いていた塩瀬の染め帯。 個人的には草花や風景など季節を感じ取れるものも多く、個人的にはとても好きなアイテムです。 今回ご紹介するのは、少し個性的な〈染め帯〉達。 是非、季節の移り変わりをお楽しみください。 葛の葉に蜂がとまった染め名古屋帯。風に揺れる葉の上の蜂は、これ以上無いほど写実的…
No.83 今回のテーマは〈染め名古屋帯〉です。 数年前から生産量もかなり少なくなって来ていると聞いていた塩瀬の染め帯。 個人的には草花や風景など季節を感じ取れるものも多く、個人的にはとても好きなアイテムです。 今回ご紹介するのは、少し個性的な〈染め帯〉達。 是非、季節の移り変わりをお楽しみください。 〈春〉と名前のつけられた小紋の反物は、春空の様な水色の霞ぼかしにふんわりと色が差…
ラッキーナンバーの7が続く今回は、冬空にもスッキリとお顔の色が明るく見える小紋のスタイリングをご紹介いたします。 紺の濃淡で染め上げられた植物柄の小紋は、地色が薄く明るい印象です。 檜垣模様を大胆にアレンジした大柄の博多帯で、少し色味と躍動感を加えました。 よく生徒さんに「冬に白っぽい色を着るのは良くないでしょうか?」と聞かれます。 薄曇りの続く雲の重たい冬の日差しは、明るい色を落…
No.76 雪降る冬の日差しを思わせる様な、手暈しのモノトーン小紋。さらりざらりとしたマットな質感の銀糸が入ったペルシャ人馬紋の袋帯は、セミフォーマルからお出かけ用のお洒落着まで汎用性の高い使いやすいもの。 カラーレスな組み合わせになったので帯小物で色を効かせ、どんよりと暗くならない様に気を付けました。 ペパーミントと帯締めと紫の輪出し帯揚げで、次に来る春の花を待ちわびる様な色使いを。 …
アンティークレースの様にも見える繊細な雪輪模様の大島紬は、拾弐マルキととても手の込んだ逸品です。あわせる帯は菜の花色の吉野格子の洒落袋帯でサラリと。 小物はほんの少しだけ銀糸が入った、でも洒落向きの帯締めとモノトーン感覚の帯揚げで柔らかい色合いの帯をキリリと大人色に引き締めました。 シャキシャキとした生地感で着易く崩れにくい。それが大島紬の良さでもありますが、最近はこんな風に柔らかい雰囲気…
冬の澄んだ空気のように、淡く色がたなびく繊細な小紋。 柔らかい色合いは着る人を選ばず、顔色を明るく見せてくれる効果があります。 あわせた帯は、どっしりとした色合いで牡丹を大きめの柄で織り出したもの。 冬の日本庭園で寒牡丹を見るような、そんな気持ちでスタイリングいたしました。 帯の小物使いはあまり色を使わず…
今回は、今では珍しくなった手の込んだ作りの小紋をご紹介させていただきます。 単色では出ない深い色の重なりがとても魅力的なのですが、正絹の普段着を着ることが少なくなった最近では手を掛けた小紋は残念ながら少なくなってしまいました。 色とりどりの小花を亀甲取りに散りばめた華やかな小紋ですが、今風に感じるのはグレーなど少し落ち着いた色も取り入れているからでしょうか。 細やかな柄は大人でももちろん…
秋から冬へ、季節が変わり始めました。クリスマスやお正月に向けてのお出かけに、人々の心が浮き立つ〈上質な普段着〉のご紹介をさせて戴こうと思います。 クリスマスのパーティーや初詣も気のおけないお友達同士なら、訪問着や付下げより洋服でいうところの「綺麗めカジュアル」がおすすめです。 普段着ながら丁寧に作り込まれた小紋や紬・お召しなどは、最近なかなか目にする事も少なくなって来ました。 店頭で目立…
6月のテーマは〈青〉。 そのなかでも海外からジャパンブルーとも呼ばれる藍。 世界最古の染料とも言われて、日本独特の美しさを感じる色でもあります。藍で染めた色も、瓶覗(かめのぞき)、浅葱(あさぎ)、縹(はなだ)、納戸(なんど)、紺(こん)など、染めの回数・濃淡により多くの名前が付けられております。 着物では一年中愛されている藍色ですが、夏の生地に染まるとより一層その清涼感が際立ちます。 …
萌黄、青竹、木賊、鶸、孔雀緑、みる松葉、青白橡、青磁。 緑の色名を見ると、植物や動物や鉱物など緑豊かな自然から来た色が多く、目にも爽やかな気がします。 改めて色の辞典などを調べてみると、よく見る明るい色だけではなく濃く深い落ち着いた緑色などもあり、改めて緑という色の多彩さを感じました。 癒しや落ち着き、安心やバランス、調和や穏やかさなどが感じられる安定したイメージ。 スタイリン…
萌黄、青竹、木…
桃色、桜色、薔薇色、撫子色、苺色、乙女色、灰桜色、躑躅色。 ふんわり暖かく柔らかく優しい、そんな穏やかな少女の様なイメージのある淡いピンク色。 シャープな強いピンクはモダンで冒険心にあふれた知的な大人の女性のイメージもありますでしょうか? 〈女らしさ〉の代名詞的に使われて来た事もあり着用するには好き嫌いのある方もいらっしゃるかもしれませんが、今回ご覧戴きたいのは一言では言い表せない程…
いまの感覚で着物をコーディネートする時に、多くの方が重要視するのが〈色〉だと思います。 暖かくなり始めた今月は、春を感じる色〈黄色〉をテーマにコーディネートしてみました。 有彩色の中でも、一番明るい色の 〈黄色〉。 菜の花、金糸雀、梔子、蒲公英、檸檬、刈安、鬱金。 和の色でも、ひときわ美しい文字に心ときめきます。 個人的なイメージでは、ウキウキと楽しく可愛らしくのんびりと長閑。 幸福…
いまの感覚で着物をコーディネートする時に、多くの方が重要視するのが〈色〉だと思います。 暖かくなり始めた今月は、春を感じる色〈黄色〉をテーマにコーディネートしてみました。 有彩色の中でも、一番明るい色の 〈黄色〉。 菜の花、金糸雀、梔子、蒲公英、檸檬、刈安、鬱金。 和の色でも、ひときわ美しい文字に心ときめきます。 個人的なイメージでは、ウキウキと楽しく可愛らしくのんびりと長閑。…